こんにちは、ショウです。
「AIにセールスレターを書かせてみたけど、なんか売れそうにない…」
「それっぽい文章は出てくるけど、どこを直せばいいのか分からない」
こんな悩み、ありませんか?
この記事では、セールスライティングをAIで書くときの4つのステップと、ChatGPTやClaudeにそのまま貼れるプロンプトを紹介します。
僕は2023年からセールスライティングを本格的に学び、今はAIライティングの講師としてUdemyやコミュニティで教えています。その中で実際に使っている手順を、ブログ用にまとめ直しました。
結論:AIに「書いて」と丸投げしない。4つに分けて頼む

先に結論です。
セールスライティングにAIを使うなら、いきなり「セールスレターを書いて」と頼まないでください。
リサーチ → 設計 → パーツ → 添削の4つに分けて、1つずつAIに頼みます。
| ステップ | AIに頼むこと | 人がやること |
|---|---|---|
| 1. リサーチ | 見込み客の悩み・欲しいもの・思い込みを洗い出す | 本当の声と合っているか確かめる |
| 2. 設計 | 全体の流れ(ストーリーボード)を組む | 「何を受け入れてもらえば買うか」を決める |
| 3. パーツ | ヘッドラインや本文を大量に出す | 案から選び、言葉を直す |
| 4. 添削 | チェック項目で弱いところを指摘させる | 最後に声に出して読む |
これだけで、AIが書く文章は大きく変わります。
AIに丸投げしたセールス文章が売れない3つの理由

なぜ丸投げだとダメなのか。理由は3つあります。
理由1:「誰に」売るのかが決まっていない
セールス文章の成約率を決めるのは、文章のうまさだけではありません。大きい順に並べると、こうなります。
| 順位 | 決め手 | 意味 |
|---|---|---|
| 1位 | 誰に見せるか | 間違った相手に見せたら、何を書いても売れない |
| 2位 | オファー | 価格・特典・保証などの取引条件 |
| 3位 | 書き方 | 文章の中身・表現 |
AIに「この商品のセールスレターを書いて」とだけ頼むと、「誰に」がふわっとしたまま書き始めます。だから誰にも刺さらない文章になるんです。
理由2:オファーと証拠がない
AIはあなたの商品の実績・お客さんの声・保証の中身を知りません。
材料を渡さないと、「多くの方に喜ばれています」のような根拠のない言葉で埋めてきます。これが一番危ないところです。
理由3:どこかで見たような一般論になる
AIは、ネット上によくある文章の「平均」を出すのが得意です。
セールス文章でいちばん避けたいのが、読者に「またこれか」と思われること。何も指示しないと、まさにその文章が出てきます。
この3つを防ぐために、4つのステップに分けて頼むわけです。
AIでセールスライティングする4ステップ(プロンプト付き)
ここからが本題です。各ステップに、コピーして使えるプロンプトを付けました。___ の部分をあなたの商品に書き換えて使ってください。
ステップ1:リサーチ|見込み客の頭の中をAIに洗い出させる
書く前に、まず見込み客のことを調べます。
僕がAIに必ず出させているのは、この3つです。
- 信じていること:見込み客がそのテーマについて「こうだ」と思っていること
- 欲しいもの:手に入れたい理想の状態
- 感じていること:今の状態への不安・焦り・イライラ
ここに「理想にたどり着けない原因(障害物)」を足すと、文章で何を言えばいいかが見えてきます。
あなたはセールスライティングのリサーチ担当です。
次の商品について、見込み客の頭の中を洗い出してください。
【商品】
・商品名:___
・価格:___
・誰向けか:___
・何ができる商品か:___
【出してほしいもの】
1. 見込み客が信じていること(3〜5個)
2. 見込み客が欲しいもの・理想の状態(3〜5個)
3. 今の状態に感じていること(3〜5個)
4. 理想にたどり着けない原因(障害物)
5. 商品の特徴を「お客さんに何をしてくれるか」に言い換えたもの
6. 競合がよく言っていること/言っていないこと
それぞれ、見込み客が実際に使いそうな言葉で書いてください。人がやること:AIの答えは「それっぽい想像」です。お客さんの声・アンケート・レビュー・SNSの投稿などと見比べて、ズレているところは直しましょう。
ステップ2:設計|文章の流れ(ストーリーボード)を組む
次に、セールス文章全体の流れを決めます。いきなり本文を書かずに、まず「設計図」を作るイメージです。
ここで考えることは1つだけ。
「読者に何を受け入れてもらえたら、買うことに一歩近づくか?」
たとえば、見込み客が「文章は才能だ」と思い込んでいるなら、その思い込みをひっくり返すのが文章の役目になります。逆に、見込み客の思い込みがそのまま「買う理由」になるなら、「やっぱりそうですよね」と後押しすればOKです。
あなたはセールス文章の構成を考える担当です。
ステップ1のリサーチ結果をもとに、文章全体の流れを設計してください。
【リサーチ結果】
(ステップ1の答えを貼る)
【考えてほしいこと】
1. 見込み客の思い込みは「後押しする」「ひっくり返す」「触れない」のどれがよいか。理由も
2. 文章の流れ(問題提起 → 共感 → 原因 → 解決策 → 証拠 → 商品 → オファー)
3. それぞれの主張に付ける証拠・理由
4. 読者の気持ちがどう動くか(不安 → 納得 → 期待)
まだ本文は書かないでください。人がやること:証拠の欄に、本当に出せるものだけを入れてください。実績・お客さんの声・数字がない主張は、流れから外します。
ステップ3:パーツ|ヘッドラインを20案出して点数をつける
設計ができたら、パーツごとに書きます。特に大事なのがヘッドライン(タイトル)です。
ヘッドラインの役目は「売ること」ではありません。本文を読み始めてもらうことです。
AIには1案ではなく20案出してもらい、次の4つの基準で点数をつけさせます。
| 基準 | チェックすること |
|---|---|
| 緊急性 | 今読まないと、と思えるか |
| 有益性 | 読むと得をすると分かるか |
| 独自性 | よそで聞いたことがない内容か |
| 具体性 | 数字や場面がはっきりしているか |
4つのうち3つ以上を満たしているものが候補です。
あなたはヘッドラインを作るセールスライターです。
次の情報をもとに、ヘッドラインを20案作ってください。
【リサーチ結果】(ステップ1の答えを貼る)
【この商品で約束できること】___
【条件】
1. 質問の形、好奇心をくすぐる形、短く言い切る形を、それぞれ3案以上入れる
2. 売り込み感が強いものは入れない
3. 各案を「緊急性・有益性・独自性・具体性」で1点ずつ採点し、合計点も書く
4. 上位3案には、すぐ下に置くサブ見出しも付ける人がやること:点数が高い順に選ぶのではなく、声に出して読んで「自分なら続きを読むか?」で選んでください。最後に決めるのは人です。
本文も同じ考え方で、「オープニング」「ベネフィットの箇条書き」「オファー」のようにパーツを分けて頼むと、質が安定します。
ステップ4:添削|AIに弱いところを指摘させる
書き上がったら、AIに添削してもらいます。ポイントは「直して」ではなく、「どこが弱いか指摘して」と頼むことです。
いきなり直させると、あなたの言葉がAIの言葉に置き換わってしまいます。
次のセールス文章を添削してください。
直した文章は書かずに、弱いところの指摘と改善案だけを出してください。
【チェックする観点】
1. ヘッドライン:緊急性・有益性・独自性・具体性を満たしているか
2. リサーチで出した見込み客の気持ちとズレていないか
3. 商品の特徴ではなく「読者に何をしてくれるか」で書けているか
4. 流れに無理がないか(主張に証拠があるか)
5. オファーは「リスクより得が大きい」と感じられるか
6. 買わないと何を失うかが伝わっているか
7. 全部言い切らず、読者に結論を出させている部分があるか
8. 読みやすさ(1文の長さ・リズム)
【文章】
(ここに貼る)指摘を見て、直すかどうかは自分で決めます。「AIに指摘させて、人が決める」。この順番を守るだけで、自分の言葉を残したまま文章を強くできます。
AIに任せていいこと・人がやること

ここまでの内容を、役割分担でまとめるとこうなります。
| AIに任せていいこと | 人がやること |
|---|---|
| 見込み客の悩みや思い込みの洗い出し | 本当のお客さんの声と照らし合わせる |
| 文章の流れの叩き台づくり | 「何を受け入れてもらうか」を決める |
| ヘッドライン・箇条書きを大量に出す | 案を選び、自分の言葉に直す |
| 弱いところの指摘 | 直すかどうかを決める |
| 言い回しの候補出し | 実績・数字・お客さんの声を用意する |
AIは「たくさん出す」のが得意で、人は「選ぶ・確かめる」のが仕事。そう分けると、AIを使っても売れる文章に近づけます。
AIっぽいセールス文を直す3つのコツ

最後に、AIが書いた文章を自分で直すときのコツを3つ紹介します。
コツ1:見込み客の言葉に置き換える
AIは「効率化」「最適化」「価値を最大化」のような、きれいだけど誰も口にしない言葉を使いがちです。
見込み客が実際に言いそうな言葉に置き換えましょう。たとえば「業務効率化」より「毎日の残業が1時間減る」のほうが、読む人の頭に浮かびます。
コツ2:「何か」ではなく「何をしてくれるか」で書く
「全30本の動画講座です」は商品の特徴です。
「通勤の15分で1本見終わるので、忙しくても続けられます」は、読者に何をしてくれるかです。
AIの文章に特徴が並んでいたら、「で、それが読者にとって何になるの?」と自分に聞いて書き足してください。
コツ3:主張には必ず証拠をセットにする
「この方法なら誰でも書けます」とAIが書いてきたら要注意です。
その主張を支える実績・数字・お客さんの声があるか確かめてください。なければ、その主張ごと消すか、言い方を弱めます。
根拠のない言葉は、読者にすぐ見抜かれます。ここだけはAIに任せず、必ず人がチェックしましょう。
まとめ:AIは「書く係」ではなく「一緒に考える相棒」
セールスライティングをAIで書くときのポイントをまとめます。
- 「書いて」と丸投げしない。リサーチ → 設計 → パーツ → 添削の4つに分けて頼む
- リサーチでは、見込み客の「信じていること・欲しいもの・感じていること」を出させる
- 設計では「何を受け入れてもらえば買うか」を先に決める
- ヘッドラインは20案出して、4つの基準で点数をつける
- 添削は「直して」ではなく「弱いところを指摘して」と頼む
- 実績・数字・お客さんの声は、人が用意して確かめる
まずは、いま手元にある商品でステップ1のリサーチだけ試してみてください。見込み客の頭の中が見えるだけで、書く文章がかなり変わるはずです。
セールスライティングの基本からおさらいしたい方は、「セールスライティングとコピーライティングの違い」もあわせて読んでみてください。
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